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HDRに必要なもの

HDRに必要なもの

まず第一に、HDR対応のディスプレイが必要です。ディスプレイに加えて、HDRソース(ディスプレイに画像を提供するメディア)も必要です。この画像のソースは、対応のBlu-rayプレーヤーやビデオストリーミングサービス、ゲーム機やPCなど、さまざまです。

HDRは、必要な追加の色情報を提供するソースがなければ機能しないことを覚えておいてください。HDR対応ディスプレイを使用していても、ディスプレイには画像が表示されますが、HDRのメリットは得られません。この点は解像度に似ています。4K画像を提供しなければ、たとえ4K対応ディスプレイを使用していても、4K画像を表示することはできません。

幸いなことに、パブリッシャーは、さまざまなビデオストリーミング サービス、UHD Blu-ray ムービー、多くのコンソール ゲームや PC ゲームなど、さまざまな形式で HDR を採用しています。

まず最初に、「リフレッシュ レートとは正確には何なのか」を明確にする必要があります。幸いにも、それほど複雑ではありません。リフレッシュ レートとは、ディスプレイが 1 秒あたりに表示する画像を更新する回数のことです。これは、映画やゲームのフレーム レートと比較することで理解できます。映画が 24 フレーム/秒で撮影されている場合 (映画の標準)、ソース コンテンツは 1 秒あたり 24 つの異なる画像のみを表示します。同様に、表示レートが 60Hz のディスプレイは、1 秒あたり 60「フレーム」を表示します。これは実際にはフレームではありません。なぜなら、1 つのピクセルも変化しない場合でもディスプレイは毎秒 60 回更新され、ディスプレイは入力されたソースのみを表示するからです。しかし、この例えは、リフレッシュ レートの背後にある中核となる概念を理解するための簡単な方法です。したがって、リフレッシュ レートが高いほど、より高いフレーム レートを処理できることになります。

モニターをGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット/グラフィック・カード)に接続すると、GPUから送られてくる映像を、GPUが送信するフレームレート(モニターの最大フレームレート以下)で表示します。フレームレートが速いほど、画面上の動きがより滑らかにレンダリングされ、モーションブラーが軽減されます。これは、動きの速い動画やゲームを視聴する際に非常に重要です。


投稿日時: 2021年12月21日